洋服のときと同じセンスで選びます。
たとえば振袖。
花柄で全体のカラーイメージがピンク系であればフローラル・フローラルや、フローラル・フルーティの香り。
ブルー系ならフローラル・フレッシュ。
モダンな柄ゆきや個性的な色ならシプレ系やオリエンタル系、といった目安で選びます。
また香りをアクセサリーのひとつと考えて、帯や半襟、ハンドバッグなどのカラーイメージに合わせた香りにすると、きものとのコントラストが効いた上級のおしゃれが楽しめます。
江戸棲の場合は、TPOを優先して格調高い、シプレ系の「M」や「ミスD」、「K」など、またフローラル系なら「CN5」や「ML」、「K」や「P」、「EA」や「T」などが特におすすめです。
色とTPOに合わせて、洋服と同じセンスで小紋などカジュアルな装いには、まったく洋服感覚で。
粋に着こなすなら、「C5」や「SZEN」など、しとやかさを出すなら、「B」や「E」などです。
夏の風物詩・ゆかたには、なんといっても涼感を最優先します。
香調としては、フローラル系ならオゾニックやフレッシュ、グリーン、シプレ系ならシトラス。
たとえば、「RI」、「ローパK」、「K」、「CH」、「CWW」「S」、「OPT」など。
また「S」などユニセックスなものが、きものは洋服と違って幾重にも重ねるし、筒状なので、少しくらい香りをつけても洋服のようには香りません(ただしゆかたは、洋服と同じつけ方にしてください)。
動いたとき、裾よけやたもとからほどよく香るよう、脚や腕にそって線状に、特にたっぷりスプレーしましょう。
仕上げは肩甲骨の間にひと吹き。
こうすれば、襟足からほのかに香り立ちます。
気をつけたいのは、香りが乾かない間に長嬬祥を着ると、まれにシミになることがあるので必ず乾いてから。
お好みで、コットンボールやハンカチにしませて乾いてから、たもとや帯の間に入れるのもよい方法です。
香水は西洋の文化ですが、不思議に和服によく似合います。
やはり、美しいものに国境はなこのように、時間差を活用すればパーティーなどでも、もっと効果的な使い方ができます。
香りの持つ、トップ、ミドル、ベースの各ノートを上手に使い分けるのです。
たとえば着席ディナーや結婚披露宴のように座席位置が決まっている場合、最初から最後まで人の動きはありません。
こんなときは、会場に着く2時間くらい前に香りをつけておきます。
会場に着く頃にはすっかりベースノートに変わっているので、左右の人も気にならないでしょう。
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